不眠症のぼく、わたしって精神病なの?その関係を教えて!!
こんにちは、れんです。
不眠で苦しんでいる人で,
自分は精神病ではないかと、
心配をしている人が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、
不眠症と精神病の関係について話していきます。
不眠症は精神病なの?
不眠症と精神病はとても密接な関係にあります。
不眠症は様々な精神病を引き起こします。
逆に,精神病になったことで不眠症になることも多く,
どちらが先とは断定できるものではありません。
一過性の不眠であったり、
短期的な不眠であれば何とかなりますが,
長期化している「不眠症」の状態になっている場合は,
メンタルクリニックの専門医に相談することをお勧めします。
特に,自分では気づかずに、
ただ単に生活リズムが狂っているだけだと思い込んでしまい,
気づいた頃にはうつ状態が悪化してしまうこともあります。
不眠を適切に治療せずに長い間放置すると,
精神病が発症する危険があるんです。
不眠症を伴う精神病の症状と対処法は……。
代表的な精神病といえば,
「うつ病」「神経症」「統合失調症」「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」
があります。
「うつ病」は色々な精神疾患の中でも特に、
不眠症と深い関係の精神病です。
むしろ,うつ病患者の大半は不眠症を抱えている、
と言うことができます。
「神経症」も,不眠症を引き起こします。
神経症になると、
「今夜も寝られないかもしれない」とか、
「寝られなければ明日の仕事に支障があるかもしれない」、
といった不安が起きます。
この「不眠恐怖」が新しいストレスになって、
不眠を慢性化させてしまうんです。
「統合失調症」も同様に不眠に深く関わっています。
統合失調症の初期症状として不眠症が現れるからです。
睡眠のサイクルが激しく狂うことによって、
快適な睡眠をとることができなくなります。
「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」は,
災害や大きな事故,性的犯罪が心の傷となって,
思い出したくないのに思い出してしまう。
このようなことが長期間続くととても強いストレスが起こり,
日常の生活に支障を来す病気です。
この強いストレスにより不眠症になることがあります。
これらの精神病はいずれも、
睡眠薬や抗うつ薬による治療が効果的ですが,
自分でできる対処法もあります。
それは,正しい睡眠習慣と睡眠環境を理解し,
改善することです。
○ベッドに入る時刻や睡眠時間の長さにこだわりすぎない
○起きる時間を一定にする
○朝の光を十分に浴びる
○適度な運動に心がける
また不眠だからといって、
安易に睡眠薬や抗うつ薬を服用していては効果がないばかりか,
逆に有害な場合があります。
専門医やカウンセラーとよく相談した上で、
精神病や不眠を改善・解消していくのがいいです。
まとめ
まとめると、
・不眠症と精神病は密接な関係にあり,
長期化している不眠症は精神病が発症する危険がある。
・精神病には「うつ病」「神経症」「統合失調症」
「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」があり,
専門医やカウンセラーとよく相談した上で、
精神病や不眠を改善・解消していくのがいいです。