なんで!? 不眠は子どもにもあるって本当?
こんにちは、れんです。
我が子が夜,なかなか寝てくれない!
朝,いくら起こしても起きないし,
日中は眠そうだし……。
おかげで,私も睡眠不足!
そんな悩みを抱えている皆さんに,
「子どもと不眠」についてお話しします。
子どもが不眠になるなんて!
子どもが不眠になる原因には,
大きくわけて「生活リズム」と「体の異変」,「ストレス」の3つがあります。
夜型の生活リズムが子どもの不眠を引き起こす
現代社会は「24時間社会」ともいわれるほど夜型化が進んでいます。
この大人の夜型化は,
子どもにも大きな影響を及ぼしているんですよ!
厚生労働省によると,
子どもの4~5人に1人は睡眠に関する何らかの問題を抱えています。
日本では,夜中の0時を過ぎてから就寝する子どもが,
3歳児で20%,14歳児で60~70%にも及びます。
就寝時間が遅くなると当然睡眠時間が短くなり,
不眠を引き起こすことになるんです。
就寝前にテレビやスマートフォンを見たりしても脳が興奮し,
なかなか寝付けなくなります。
体の異変も子どもの不眠を引き起こす
アレルギー性鼻炎や喘息などによる鼻づまりや咳で、
睡眠が邪魔をされることがあります。
持病を持っている子どもの場合,
毎日服用している薬の副作用で不眠症を引き起こすこともあります。
ストレスで不眠になる子もいます。
ストレスは大人でも不眠の原因になるくらいなので,
子どもはなおさら大きな影響を受けます。
子どもは家庭生活や学校生活,
学業など様々な問題で悩みを抱え,
ストレスを感じています。
これらのストレスが原因で不眠になることがあるんです。
子どもの不眠は学習や身体の遅れに……
成長が著しい子どもの時に不眠になると,
集中力や注意力が落ち落ちてしまいます。
その結果,
①学習能力や学力の低下 ②記憶力が悪くなる
③授業に集中できない ④勉強のやる気が起きない
といった悪影響が出てきます。
さらに,成長ホルモンの分泌量が減るので,
子どもの成長を遅らせる原因にもなります。
子どもが不眠になったとき親として気をつけることは?
子どもの場合,
自分一人の力で不眠を予防することはできません。
それは,子どもの睡眠は,
親や家庭環境の影響を強く受けるからです。
ですから,子どもの不眠を改善するには,
パパ・ママの協力が必要です。
特に,乳幼児期,小学生の頃までは家庭環境が大きく影響します。
特にママが夜型だと子どもも夜型になるケースが多く見られます。
そこでまずは、
「生活習慣の見直し」から初めてみてはいかがでしょう。
僕の友人が取り組んでいることを紹介します。
その友人は我が子の不眠が解消されたと大喜びをしています。
○夕ご飯は午後7時までに済ませる。
○親(特にママ)の小言は夜8時までに済ませる。
○子どもが寝る30分前には部屋を少し暗くする。
○寝る前に「おやすみなさい」,朝起きたら「おはよう」を言う。
○朝,目覚めたらカーテンを開ける。
まとめ
まとめると、
・子どもの4~5人に1人は「不眠」を抱えている。
その原因は、
①夜型の生活リズム ②アレルギー性鼻炎や喘息などの体の体質
③ストレスなどである。
・子どもの不眠は学習面で悪い影響を与えるだけでなく,
成長ホルモン減少により成長を遅らせる原因にもつながる。
・子どもの睡眠は,親や家庭環境の影響を強く受ける。
まずは生活習慣を見直す必要がある。